不動産価格、賃貸価格が高騰している2025年、大きな固定費である家賃を下げる方法として、ルームシェア、シェアハウスを視野に入れる人もいるでしょう。

ルームシェアとシェアハウスは、ともに「複数人で住居を共有する」点では共通していますが、運営方法や契約形態、住人の関係性、規模などに違いがあります。

こちらのページではルームシェアとシェアハウス(アスクハウス)の違いについて説明していきます。

ルームシェアとシェアハウスの主な違い

ルームシェア

・入居者が自分たちで物件を契約する
・入居者自身が一緒に住むメンバーを決めることが多い(友人や知人など)
・住人同士で生活のルールを決める
・家具や家電は自分たちで用意することが多い
・少人数(2~5人程度)
・退去者が出た場合、入居者自身が新しい同居人を探す必要がある

シェアハウス(アスクハウス)

・運営会社や管理会社が物件を所有または運営、契約している
・運営会社や管理会社がルールを設定し、管理も行う
・家具・家電・共用設備が最初から備え付けられていることが多い
・小規模から大規模(数人~100人以上)まで様々
 *アスクハウスは数人です。
・運営会社が入居者の募集・審査を行う

それぞれの特徴は?

それでは、ルームシェア、シェアハウスの特徴を見ていきましょう。

ルームシェア

一般的な賃貸物件(2LDKや3LDKなど)を友人や知人と一緒に借りて住むスタイルです。住人同士で家賃や光熱費を分担し、生活のルールも自分たちで決める必要があります。必要な家具・家電を共同購入するか、単独で購入するかも決める必要があります。ルームシェアの場合、賃貸契約や消耗品の管理も住人同士で行うため、金銭的なトラブル回避のためにも、家賃の支払いルール、光熱費の支払い比率や分担ルールなど、固定費に関するルールは最初に決めておきましょう。生活のルールは問題が発生したらその都度、話し合いをして決めていってもOKです。トラブル発生時に対応するためには、決めた内容を文章に残すことをオススメします。

シェアハウス

アスクハウスをはじめとしたシェアハウスでは、運営会社が管理する物件に、見ず知らずの人同士が集まって住むスタイルとなります。アスクハウスもそうですが、家具・家電・共用設備が最初から整っていることが多く、入居や退去も比較的簡単な手続きで済みます。共用スペースの利用や生活ルールは運営会社が定めていますので管理面での安心感も得られますし、問題を感じた時は管理会社に相談もできます。それぞれ個室を持ち、リビングやキッチン、浴室などを共用します。即入居できる可能性も高いです。

住人同士の交流は?

ルームシェアは知り合い同士の住まいなので、今までの交友関係をより深めることが可能です。
シェアハウスでは、住人同士の交流やコミュニティ形成を重視する物件もありますが、その時のメンバーの相性によっても変わるため、一概にこうなる~といった決まりや関係性はありません。

女性専用ルームシェア、女性専用シェアハウスについて

共同生活するのあたって、気になるのが生活スタイルと生活音です。水の出し具合、お風呂やトイレの使い方、生活音が大きめの人、小さめの人と、今まで家族と暮らしていたり、ひとり暮らしをしていた時には思ってもみなかった「生活様式の違い」があります。特に、男女では思いもよらない差があることもあり、女性にとっては気になる点です。女性の皆さんはどんな物件に住んでいるのでしょうか?
ルームシェアでしたら、女性だけを集めて一緒に暮らすことで女性専用にできますし、シェアハウスにも女性専用シェアハウスがあります。アスクハウスには女性専用シェアハウス「アスクハウスオグラ」、「アスクハウス佐藤」があります。

まとめ

ルームシェアは「自分たちで契約・運営・ルール決めをする少人数の共同生活」。
シェアハウスは「運営会社が管理し、見知らぬ人と住む共同生活」。
契約や管理の主体、住人の選び方、設備の充実度などが大きな違いです。女性だけで済みたい場合は「女性専用シェアハウス」と書いてある物件であるかの確認が重要になります。
いずれにしても、家族や恋人関係ではない複数の人々がひとつの賃貸物件で共同生活をしますので、思いやりや相手をおもんばかって暮らす優しさが必要になりますね。

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