2025年現在、多くのシェアハウス物件を気軽に検索できます。そんな中、今回は、実際にどのような方々がアスクハウスを選んでいるのか、過去のご利用者の「選んだ理由」をご本人が分からない形でご紹介いたします。

アスクハウスが選ばれる理由とは

ご存じの方も多いと思いますが、東京、新宿区の中でも新大久保・大久保エリアは、多国籍な文化が息づく国際色豊かな街として知られています。この地域にあるシェアハウス「アスクハウス」には、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まっています。

アスクハウスを利用するということは、単に住居費を抑えるだけでなく、好きなエリアで働き、好きなエリアで暮らすという、「職住近接」、「近距離通学」を最適な形で実現することができます。

利用者報告1:韓国語学習に情熱を注いだ学生時代

T.Kさん(当時・21歳・大学3年生)

T.Kさんは都内の大学で国際関係学を専攻する大学3年生です。K-POPブームをきっかけに韓国文化に興味を持ち、大学2年生から本格的に韓国語の学習を始めました。就職活動でも韓国系企業への就職を希望しており、より実践的な韓国語能力を身につけたいと考えていました。

実家は埼玉県にありますが、新大久保の韓国語学院に通うために一人暮らしを決意。しかし、学生の身分では家賃負担が重く、また一人暮らしへの不安もありました。そんな時にアスクハウスの存在を知り、新大久保という立地の良さに魅力を感じて入居を決めました。

大学と並行して週3回韓国語学院に通いながら、近隣の韓国人経営者の運営するショップでアルバイトをしていました。「教科書では学べない生きた韓国語を学べるし、韓国の文化や習慣についても直接聞けるのが本当に貴重」と話しています。また、友達と一緒に新大久保の韓国フードのレストランを開拓したり、韓国系イベントに参加したりと、充実したシェアハウスライフを送れたそうです。

卒業後の進路も韓国系企業に決まりましたが、内定を受けた際には、「アスクハウスに住んだことが就職活動でアピールポイントにできた」と振り返っていました。

利用者報告2:転職活動中の元商社パーソン

A.Sさんは大手商社で5年間働いた後、より専門性を活かせる外資系企業への転職を目指して退職しました。商社時代は海外駐在の経験もあり、国際的な環境で生活し働くことに慣れ親しんでいました。

退職とともに借り上げ社員寮を出る必要があり、また転職活動期間中は収入が途絶えるため、これまで住んでいたマンションからの引っ越しの際に様々な物件を検討しました。しかし、単に家賃を抑えるだけでなく、転職活動中の孤独感を和らげられる環境を求めていました。また、外資系企業への転職を考えていたため、英語や他言語のブラッシュアップも必要でした。

アスクハウスを選んだ理由は、新大久保がコリアンタウンとして韓国系の留学生や多言語で話せる店員のいるショップがあり、直接話したり、店員同士の会話を聴けるなど、語学力を維持できる環境があることでした。また、新大久保・大久保エリアは都心部へのアクセスが良く、転職活動での面接にも通いやすいという実用的な理由もありました。

また、シェアハウスという環境は、社員寮のように直接会話することは少なくても、誰かが家にいることで、まったくの一人暮らしより安心感があったといいます。

現在は外資系コンサルティング会社での内定を獲得し、入社準備を進めています。「新大久保での多様な価値観との出会いが、転職活動での面接でも良い話題になった。特に多文化チームでの協働経験について具体的なイメージを話せたのが良かった」と振り返ります。

転職先が決まった時には「この環境が気に入っている」と、しばらく住み続けていましたが、結婚を機にアスクハウスを出ています。

アスクハウス利用者の共通点

これらの事例から見えてくるアスクハウス利用者の共通点は、以下のような特徴があります。

多様性への開放性:異なる文化や価値観を持つ人々との交流を積極的に求めている人が多く、むしろそれを成長の機会として捉えています。

目的意識の明確さ:語学学習、転職活動など、明確な目標を持って新大久保・大久保エリアを選んでいる傾向があります。

柔軟性と適応力:環境の変化や新しい出会いに対して柔軟に対応できる適応力を持った人々が中心となっています。

まとめ

新大久保・大久保のアスクハウスは、単なる住居提供の場を超えて、多様な人々と出会い、成長し合えるコミュニティスペースとしての役割を果たしています。語学学習者、転職者など、それぞれ異なる目標を持ちながらも、国際的な環境での共同生活を通じて互いに刺激し合う関係性が築かれています。

このような環境は、グローバル化が進む現代社会において、貴重な経験と人脈を提供してくれる場所と言えるでしょう。アスクハウスでの生活は、住居費の削減というメリットだけでなく、人生の新たなステージへの準備期間として、多くの利用者にとって意義深い時間となっているのです。

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